塩化ビニル樹脂系シート防水[塩ビシート防水]
塩化ビニル樹脂等をシート状にした防水シートを用いた防水工法で、下地に接着剤などで貼り付ける「密着工法」と専用金具等を用いて下地に固定する「機械的固定工法」があり、共にJIS A6008合成高分子系ルーフィングシートの標準仕様になっています。
塩化ビニル樹脂等をシート状にした防水シートを用いた防水工法で、下地に接着剤などで貼り付ける「密着工法」と専用金具等を用いて下地に固定する「機械的固定工法」があり、共にJIS A6008合成高分子系ルーフィングシートの標準仕様になっています。
ディックプルーフィングでは、強度と耐久性に優れた高品質の塩化ビニル樹脂系シートと、安定した施工品質の施工システムを併せた[シーカプラン]をご提供いたします。 シーカプランは、ポリエステルクロスを積層しているので、(ガラスクロス積層品に比べ)引張強度や引裂強度が特に優れています。 シーカプランは、JIS A6008「合成高分子系ルーフィングシート」では補強複合タイプに分類されます。
塩ビシート防水の防水シートは工場で成形され品質が安定していますが、実際の施工作業については熟練した技能により初めて防水材としての機能を果たす完成品となると考えます。
ディックプルーフィングでは、高品質の塩ビシート防水材のご提供と共に安定した品質の施工システムも併せてご提供いたします。
高耐久シートは、一般のシートに比べて約1.4倍の強度。
シートと固定ディスクの接合強度も約1.5倍。
さらにIWディスクとSPL塩ビ鋼板のビス穴とビス頭の形状により固定強度を高めました。
鋼板がたわむと下地より浮き、シートのばたつきが固定箇所に疲労を与え、固定強度の低下を招きます。
また、シートの張りじわが発生しやすくなります。固定強度の高いSPL塩ビ鋼板は2m中5箇所の固定ですが、一般的な塩ビ鋼板は5箇所以上になります。
作業者の技能に左右されない誘導加熱機の全自動化を開発。
一般の機械固定工法と比べ固定ディスク数が約40%削減し、安全率は約40%UP。
固定デスク装着数40%削減、安全率40%UP
シートの表面温度やディスクのセンターを自動で選択し作業開始。
自動温度測定で自動加熱圧着の為、均一高強度実現、効率UP
シート幅が1540mmの為、約20%のジョイント処理m数の低減。
シート幅広く、約20%のジョイント処理m数の低減による効率化と、きれいな仕上がり
砂漠から極寒地域での半世紀以上の施工実績。
日射反射率約83%。 実測データにて室内外で約6℃の遮熱効果検証。
気温が高い地域である為、防水材も高日射反射率防水という条件でした。シーカプランのホワイト色は82.9%の日射反射率があり、採用の決め手となりました。施工後、夏休み中ということもあり、教室内にも入ることができ、今回防水改修を行った本館西棟と、まだ防水改修を行っていない本館東棟の直下の教室で温度比較を行ったところ、約6度の差がありました。
塩ビシートは補強複合タイプの『シーカプラン』を使用しました。寒い時期でしたが、日差しもあり下地の温度は場所ごとに違っていましたが、温度センサー付きの加熱機器のお陰で、どのディスクもシートとしっかりくっつきました。
海に近く風が強い所ですが、強度と耐久性に優れた補強複合タイプのシーカプランなので、施主様も喜んでおられました。
受注の決め手は遮熱性と強度が他社比で格段によかった所です。
塩ビシート防水【シーカプラン】で改修しました。真夏での作業で気温の変化が大きかったですが、誘導加熱の機械がその時々の下地温度を自動で測定し加熱してくれる為、加熱不足や加熱過剰を心配しなくて済みました。
現場は目の前が日本海で風も強い為、シーカプランの強度を信頼し、施工しました。風が強く、SPLマットやシート施工時には苦労しましたが、綺麗に施工することが出来ました。
高反射塩ビシート(シーカプラン)の現場です。日射反射率が80%以上と高いことが採用の決め手となりました。工事中の外気温は15℃くらいでしたが、シートの反射の影響で体が暑く感じられました。
シーカプランでの改修を行いました。ジョイントも少なく綺麗に仕上げることができました。
改修前の既存防水はアスファルト露出防水でした。塩ビシート(シーカプラン)の絶縁工法改修の為、撤去する部分はほとんどなく、天気にあまり左右されずに工事できました。